秩父水場便り vol.004
ひととき
天恵水の生まれ故郷である秩父。水場周辺の話題を中心に天恵水のプロフィールを浮き彫りにしていく連載です。季節、歴史、そして人がテーマです。
天恵水の生みの親である古内部長のお話を聞いていると天恵水の美味しさが自然で、のみ口が良くて長続きできるお水だということがわかります。
先日会議の半ばで小休止しているとき、若かった30数年前の子育て中に地域に根ざした運動体を組織していく大切さを語ってくれました。
古内さんは地域の子どもたちが、お祭りのときに何処の地域の子どもも平等に扱っていくために、行事を新たに作って親御さんのネットワークづくりを、草野球を通して継続してきました。しかし、さまざまな理由から、約30数年の歴史を持ったその組織が消えて「もう2〜3年になるのかな〜」と残念そうでした。
骨惜しみしないで、地域に根ざした世代を超えた交流の場が消えていくのは寂しいが、新たに「天恵水」という天然水の開発で新しい交流ができる「場」が与えられて感謝していると語っていました。笑顔の素敵な古内さんのお人柄が伝わってくるひとときでした。
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